MLに投稿3


結構著名な方々も参加されて盛り上がった。
話題の中心は、二酸化炭素温室効果の実験についてに移行した。
本についてはお問い合わせがあったので、ヒートアイランドの補正についてだけ紹介。


> Date: Mon, 30 Jun 2008 22:26:42 +0900
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> [・・・]さま、みなさま、
>
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> 週末をへて、すでに過去の話題になっていますが、
> [・・・]さんからお問い合わせをいただきましたので、
> これについてだけ、紹介者のひとりとして、かなり細かくなりますが該当書から一部紹介します。
>
>
> ([・・・]さん)
> > [・・・・・・]
>
> 計測については56ページから79ページでしょうか。全体の1割弱の分量をさいています。
> そのうちヒートアイランド効果については、以下の記述がありました。
> 1. ヒートアイランド効果の補正の仕方に問題がある。
>  補正では人工光の強いところのみを対象にしているが、
>  田舎の観測サイトでも近くに建物ができてミクロに都市化しているところがある。(p.64)
>  (実際の観測サイトが紹介されています。)
> 観測については、ほかに、こんなこともあるようです。
> 2. 「地表気温」の定義があいまい。(pp.56-57)
> 3. 気象ステーションは理想的でないものも多い。
>  主に気象予報士 Anthony Waatts の調査をもとにしています。 http://www.surfacestations.org/
>  塗料を昔のホワイトウォッシュ(無機系)からラテックスペイント(有機系)に塗りなおすことで、
>  0.5度ほど高めにでる。(p.69)
>  日本については、以前もご紹介した近藤純正さん(東北大名誉教授)の調査がひかれています。
>  http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kisho/kisho41.html
>
> もちろん、本書は計測だけを扱っているわけでもありませんので、
> その他の部分もぜひご覧ください。
>
>
> せっかくですので、最後にひとことだけ。
> 私が周りの人々に伝えたいと思う言葉は、
> 森達也さんの「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」です。
> 地球が悪くなっているという印象を、むやみに広めたくありません。
> この世界をさらによくするために、どこにどれだけの労力をさいて取り組むかを考えていきたいと思います。
>
>
> みなさまの議論に多くを勉強させていただいていますし、
> さきほどの[・・・]さんの最後のコメントにも非常に共感いたしました。
> このMLに参加させていただいてよかったと思っております。
>
> 大変お邪魔いたしました。
>
> [sumidatomohisa]