ついでに本業の話も。


来週22日(木)に、はじめての修論進捗ゼミ発表。
(先生にも、どんどん聴衆を読んでいいと言われたので、
 興味のある方はぜひ。)


1960年代アメリカ、バリー・コモナーエコロジー概念の変容。
さらにどういう視点で切っていくかは、ゼミで相談していきます。
あとその後の発展のさせ方についても、いろいろ考えているところ。
かなり広がりがありそう。



最近になって発見したのが、TIME のアーカイヴ。
http://www.time.com/time/magazine/archives
院試のときから、コモナーが表紙をかざった TIME のコピーを見せつづけていたけど、
実は、2004年の秋にアーカイヴができていた。
http://welcome.hp.com/country/us/en/msg/corp/htmltimearchive.html
しかも同居人が(と)、定期購読しているので、もう80年分を見放題。

これはすごい。
いまちょっと調べただけでも、ecology って言葉の数がこんな感じで推移するのがわかっちゃう。

 1925年から1964年で、18件、
 1965年 2件、
 1966年 3件、
 1967年 6件、
 1968年 11件、
 1969年 12件、
 1970年 40件、
 1971年 39件、
 1972年 23件、
 1973年 18件、
 1974年 17件、
 1975年 5件、
 1976年 6件、
 1977年 5件、
 1978年 6件、
  ・・・

こんなふうに簡単に進んでしまうわけだから、あとは中身の勝負になる。
研究環境は、この数年でことごとく変わってきたのだろうし、
これから数年でも変わっていくのだろう。
来年春にアメリカに資料収集に行くのは、ただの観光になっちゃう?
(いやいや、Library of Congress とか、AAAS のアーカイヴがウェブにあがるのは
 まだ当分先だと思う。)



ついでに LOHAS も調べてみた。 ・・・0件。