「オーラルヒストリーによる戦後技術の調査研究—電気技術について—」研究終了報告書

東京電機大学のプレスリリース(http://atom.dendai.ac.jp/release/100930_5418.html)を見て、『「オーラルヒストリーによる戦後技術の調査研究—電気技術について—」研究終了報告書』(2010年3月)をお送りいただきました(着払いで740円)。63人のインタビューの抄録(390ページ)でした。全記録はオーラルヒストリー推進委員会と各学会によって刊行された「先達は語る」に詳細に記録されているとのことですが、ウェブで存在を確認できるのは電気学会のものだけのようです(http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=BA73829397)。
研究の公式サイトは以下です。 http://sts.kahaku.go.jp/tokutei/summary-harashima.php , https://kaken.nii.ac.jp/en/p/17074005/
簡単な解説として、以下があります。永田宇征(2010)「オーラルヒストリーについて」『電気技術史』52. http://www2.iee.or.jp/~fms/tech_a/ahee/newsletters/pdf/n52.pdf
個人的には、書いてくださる方にはあらかじめご自身で書いていただたうえで、インタビューでさらに聞いていく、という形式のほうが効率がよいと考えています。そうすることでインタビューだからこそ聞けることはなにかが明らかになると思います。
あと、プレスリリースのタイミングはやはりノーベル賞を意識したものだった気がします。