9/26-27土日 生物学史 夏の学校
発表者が決まりつつあります。いまのところ部屋に余裕がありますので、ぜひご参加ください。
(いずれも仮題、発表順未定)
木村奈津子(一橋大学大学院 博士課程)
「保護と所有のアンビバレンス:動物保護アクターとしての動物園」
住田朋久(東京大学大学院 博士課程)
「生態学者に期待されたもの:1960年代の日本自然保護協会調査報告」
高橋さきの(翻訳家・東京農工大学 講師)
「石原修と現場からの発信」
森下直紀(立命館大学大学院 博士課程)
「河川エンジニアとダムの審美性」
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~ft12153/hisbio/summer_j.htm
日本科学史学会 生物学史分科会の本年度の夏の学校の実行委員を務めます、住田朋久と申します。
このたび、夏の学校の日程とテーマを決定し、お申し込みの受付を始めました。
なお、例年は8月に開催していましたが、今年は国際会議や宿泊施設の関係から、
9月26日(土)・27日(日)となりました。
2009年度 生物学史分科会 夏の学校
「科学者の社会的発信 / 伊勢と生き物」
日時 2009年9月26日(土)・27日(日) 1泊2日
宿泊 三重県伊勢市 神宮会館 http://www.jingukaikan.jp/
住所 〒516-0025 三重県伊勢市宇治中之切町152 電話番号 0596-22-0001
募集人数 10名程度(先着順)
経費 1万円程度(1泊2食、会場費)
現在、西館和室の相部屋を3部屋確保しています。
個室をご希望の方はお早めにご連絡ください(差額をご負担いただきます)。
http://www.jingukaikan.jp/kaikan/shukuhaku.html
第1部 「科学者の社会的発信」 9月26日(土)午後・神宮会館会議室
研究者は、研究成果の発表だけでなく、さまざまなかたちで社会的に発信しています。出版物やテレビなどを通じて、一般むけ、あるいは専門家や利害関係者むけに知見を披歴したり、勧告や声明、審議会、政策提言などによって意見を表明するなどしています。
たとえば自然保護との関連では、学術的に貴重なものに関して保護を訴えたり、自然保護への自らの学問の貢献を主張したりしてきました。また、生命倫理の指針の作成などでも研究者が議論に参加します。
参加者それぞれの事例を持ちより、科学者の社会的発信の意義や機能について議論していきます。
第2部 「伊勢と生き物」 9月27日(日)・五十鈴塾中央舎ほか
ゲスト:矢野憲一さん(元神宮禰宜・NPO法人五十鈴塾塾長)
http://www.isuzujuku.org/about/staff.html
http://www.yoitokose.jp/ise/profile.php
神宮に奉職しながら生物の文化史などの著作を発表し、現在はNPO法人の塾長を務めていらっしゃる矢野憲一さんをお招きして、伊勢での生活やご研究についてお話しいただきます。
午後には伊勢の散策などを予定しています。
○ ご報告にあたって
・テーマに関する研究発表や論文・著作(欧文、和文)紹介をお願いいたします。
・直接テーマに関連しない生物学史に関する論文・著作紹介も募集します。
・発表を希望されない方や一部参加をご希望の方は担当者までご連絡ください。
・ご発表の要旨を『生物学史研究』に掲載することができます。
○ 参考情報
矢野憲一さんのご著書
『伊勢神宮 知られざる社のうち』角川選書(2006)
『伊勢神宮の衣食住』東書選書/角川ソフィア文庫(1992/2008)
「ものと人間の文化史」(法政大学出版局)に『鮫』(1979)など。
伊勢市観光協会 http://www.ise-kanko.jp/index.html
参加をお考えの方は、下記連絡先(住田)まで、
お名前、ご連絡先、性別を、メールでお知らせください。
ご質問やご要望などございましたら、住田までお申し付けください。
どうぞよろしくお願いいたします。
2009年度生物学史分科会夏の学校実行委員 住田 朋久・森下 直紀
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