「日本の生態学と自然保護 1906-1975」(仮)、暫定一次資料。

以下は、現在とりくんでいる研究の一時資料群(一部)です。今後精度をあげていく予定です。
三好學については、酒井敏雄(1998)『評伝 三好學』に多くを負っています。
論文のしめきりは1月15日。今後も研究を協力してくださる方、共同研究者の方々を細々と募集していきます。


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三好學(1906.10)「名木ノ伐滅幷ニ其保存ノ必要」『東洋學藝雑誌』23(301): 429-438.
三好學(1907.01a)「天然記念物保存の必要並に其保存策に就て」『太陽』13(1): 169-175.
三好學(1907.01b)「名木ノ伐滅幷ニ其保存ノ必要」『植物學雑誌』21(241): 37-43.
三好學(1907.02a)「天然記念物保存の必要並に其保存策に就て(承前)」『太陽』13(2): 169-182.
三好學(1907.02b)「自然物の保存及び保護」『日本及日本人』452: 19-22.
三好學(1908.04)『普通植物生態學』成美堂.
三好學(1910.01)「名木の保存」(談話)『讀賣新聞明治43年1月23日.
三好學(1910.11)「天然記念物」(談話)『時事新報』(東京)明治43年11月28日.
三好學(1910.12)「天然物保護と普通育」『育實驗界』34(12): 61.
三好學(1911.02)「日本天然記念物の保存」(談話)『每日電報』.
三好學(1911)「櫻は天然の記念物」(談話)『新東京』6(56).
三好學(1911)「並木と天然記念物に就て」『日の出公論』1(3).
三好學(1911.03)「日本ノ天然記念物ノ保存ニ就テ」『植物學雜誌』25(290): 75-84.
三好學(1911.04)『最新植物学講義 上』冨山房.
三好學(1911)「日本に於ける天然記念物保存思想の發逹」『東洋學藝雜誌』28(290): 253-259.
三好學(1912)『京都府及地方改良講演集』. 101-114.
三好學(1912.03)「天然記念物保存事業の發逹」『太陽』18(5): 89-103.
三好學(1912.05)天然記念物『北海タイムス
三好學(1914)「外國に於ける天然記念物保存事業の近況(一)」『理學界』10(7): 496-499.
三好學(1914)「外國に於ける天然記念物保存事業の近況(ニ)」『理學界』10(8): 574-580.
三好學(1914)「歐米各國に於ける天然記念物の保存」『東洋學藝雜誌』31(394): 297-303.
三好學(1914)「歐米各國に於ける天然記念物の保存(前號のツゞキ)」『東洋學藝雜誌』31(395): 348-357.
三好學(1914)「歐米ノ天然記念物保護ト天然保護區域ニ就テ」『植物學雜誌』28(335). 464-471
三好學(1915)『天然記念物』冨山房.

三好學(1916.07)「天然紀念物の保存に就て」『史蹟名勝天然紀念物』1(12): 91-92.
三好學(1916.12)「天然紀念物保存雜記」『史蹟名勝天然紀念物』1(14): 110-111.
中野治房(1917.01)「湖沼の風景と保存に就て」『史蹟名勝天然紀念物』1(15): 113-114.
三好學(1917.01)「天然紀念物保存雜記(續)」『史蹟名勝天然紀念物』1(15): 117-120.
中野治房(1917.02)「湖沼の風景と保存に就て(承前)」『史蹟名勝天然紀念物』1(16): 126.
中野治房(1917.03)「湖沼の風景と保存に就て(承前)」『史蹟名勝天然紀念物』1(17): 129-130.
吉井義次(1917.04)「太田の砂山に於ける砂丘植物」『史蹟名勝天然紀念物』1(18): 145-148.
三好學(1917.05)「博物學會と天然記念物の調査」『理學界』14(11): 1-7.
三好學(1917)「博物學會と天然記念物の調査(ニ)」『理學界』14(12): 4-7.
中野治房(1918.07)「湖沼の分類と植物の關係」『史蹟名勝天然紀念物』2(7): 54-56.
三好學(1918.11)「日本紀念植物の保存に就て」『史蹟名勝天然紀念物』2(11): 81-83.
三好學(1919)「櫻草原野の保存の必要」『東洋學藝雜誌』36(455): 452-457.
三好學(1919.04)「植物の利用と保存」『史蹟名勝天然紀念物』3(4): 25-27.
吉井義次(1919.04)「動く砂山」『史蹟名勝天然紀念物』3(4): 27-31.
三好學(1919.05)「中野理學博士の浮島研究紹介」『史蹟名勝天然紀念物』3(5): 33.
中野治房(1919.05)「本邦浮島の生態學的研究」『史蹟名勝天然紀念物』3(5): 33-34.
吉井義次(1919.05)「動く砂山(前號續)」『史蹟名勝天然紀念物』3(5): 35-38.
中野治房(1919.06)「本邦浮島の生態學的研究(續)」『史蹟名勝天然紀念物』3(6): 41-43.
吉井義次(1919.06)「動く砂山(前號續)」『史蹟名勝天然紀念物』3(6): 44-45.
三好學(1919.07)「史蹟名勝天然紀念物保存法の發布に就て」『史蹟名勝天然紀念物』3(7): 49-50.
中野治房(1919.07)「本邦浮島の生態學的研究(續)」『史蹟名勝天然紀念物』3(7): 52-54.
中野治房(1919.08)「本邦浮島の生態學的研究(續)」『史蹟名勝天然紀念物』3(8): 60-64.
三好學(1919.08)『史蹟名勝天然紀念物調査報告2 長野岐阜千葉三縣下天然紀念物』内務省.
中野治房(1919.09)「八島濕原の植物生態」『史蹟名勝天然紀念物』3(9): 65-67.
三好學(1920.02)『増訂改版 最新植物學講義 上』冨山房.
三好學(1920.10.01)「國家事業と成れる天然紀念物保存(一)」『理學界』18(4): 241-246.
三好學(1920.11.01)「國家事業と成れる天然紀念物保存(二)」『理學界』18(5): 321-327.
三好學(1920)「天然紀念物保存が學問上に及ぼす効果に就て」『東洋學藝雜誌』27(470): 494-502.
三好學(1921)「天然紀念物の話」『科學知識』1(号数不明): 474-481.
中野治房(1921.06)「泥炭地と植物」『史蹟名勝天然紀念物』4(6): 64-65.
吉井義次(1921.07)「四國の南半に於ける熱帯性植物(上)」『史蹟名勝天然紀念物』4(7): 77-78.
中野治房(1921.09)「沖繩縣の植物に就きて(上)」『史蹟名勝天然紀念物』4(9): 103-106.
中野治房(1921.10)「沖繩縣の植物に就きて(下)」『史蹟名勝天然紀念物』4(10): 117-118.
三好學(1922)「史蹟名勝天然記念物保存に就て」『三重育』296: 1-11.
三好學(1922.12)「天然紀念物としての原始林」『史蹟名勝天然紀念物』5(12): 133-135.
三好學(1925.05)「植物學上より觀たる天然紀念物保存(一)」『東洋學藝雜誌』41(505): 45-56.
三好學(1925.06)「植物學上より觀たる天然紀念物保存(ニ)」『東洋學藝雜誌』41(506): 145-152.

三好學(1926.01)「天然紀念物保存と自然科學」『史蹟名勝天然紀念物』1(1): 12-15.
中野治房(1926.01)「山形縣大沼の浮島に就て」『史蹟名勝天然紀念物』1(1): 50-57.
吉井義次(1926.03)「富士山植物帯の特徴と其の原始林保存の必要に就て」『史蹟名勝天然紀念物』1(3): 16-22.
三好學(1926.05)『天然紀念物解説』冨山房.
吉井義次(1926.06)「東京府の天然紀念物に就て」『史蹟名勝天然紀念物』1(6): 19-22. (吉井義次(1924.01)「東京府の天然紀念物に就て」東京府編『東京府史蹟名勝天然紀念物調査報告書2』.の転載)
三好學(1927.01)「天然紀念物保存と植物生態學」『東洋學藝雜誌』43(525): 23-24.
三好學(1931)「史蹟名勝天然紀念物保存に就て」『國際觀光局』. 1-27.
三好學(1931.04)『天然紀念物』(岩波講座生物學)岩波書店.
三好學(1931.06)『最新植物學 上』冨山房.
川村多實二(1931.04)『動物生態學』(岩波講座生物學)岩波書店.
三好學(1933)「天然紀念物としての植物群落」『植物及動物』1(4): 503-508.
三好學(1933)「土研究と天然紀念物保存」『理學界』31(7): 1-3.
中野治房(1935.02)「枇榔島の天然記念物」『史蹟名勝天然紀念物』10(2): 105-118.
三好學(1936)「史蹟名勝天然紀念物保存事業の由來」『史蹟名勝天然紀念物』
三好學(1938)『学軒集 随筆』岩波書店.
中野治房(1939.06)「霧が峯草原と高層濕原」『史蹟名勝天然紀念物』14(6): 356-366.

梅棹忠夫川喜田二郎・吉良龍夫(1951.11)「環境」思想の科学研究会編『人間科學の事典』河出書房: 5-40.
内田之助(1954)『鳥博士と魚先生』千曲書房.
沼田真(1954)「応用生態学のあり方」『生物科学』6: 188-190.(沼田1958)
川村多實二(1957.05)「愛鳥運動の現状」『経済人』11(5): 46-50.
川村多實二(1957.07)「動物愛護週間に因みて」『経済人』11(9)
内田之助(1958)『鳥類学五十年』宝文館.
吉岡邦二(1958)「生態学と自然研究」『福島生物』1: 22-24.
沼田真(1958)『生態学の立場』古今書院.
日本生態学会(1959.06)「自然保護地域の設置とくに原生林の保存を要望する声明書」『日本生態学会誌』9(2): 97-98.
吉良竜夫(1959.10)「原生林の保護とその生態学的意義」(自然保護に関するシンポジユウム)『国立公園』120: 16-17.
四手井綱英(1959.10)「造林学からみた自然保護」(自然保護に関するシンポジユウム)『国立公園』120: 17-18.
田村剛(1959.10)「海外諸国の自然保護制度とその施設」(自然保護に関するシンポジユウム)『国立公園』120: 18-19.
宮地伝三郎(1959)「原生林を守れ」(初出誌不明).(宮地1973.01: 258-260.)
沼田真(1960.11)「自然保護の生態学」『自然保護』1: 3.
宮地伝三郎(1960)「カモメと法律」(初出誌不明).(宮地1973.01: 252-255.)
宮地伝三郎(1960)「アグルハス海」(初出誌不明).(宮地1973.01: 260-261.)
宮地伝三郎(1960)「さげ木の庭」(初出誌不明).(宮地1973.01: 261-265..)
四手井綱英(1960)「厳正な自然保護を行う地域の面積はどれだけが必要か」『国立公園』126: 12-14.
柴谷篤弘(1960)『生物学の革命』みすず書房.
沼田真(1961)「巨樹名木と原生林—我が国の植物保護」『自然保護』7: 6-7.
宮地伝三郎(1961)「人と動物との新秩序を」(初出誌不明).(宮地1973.01: 255-258.)
宮地傳三郎(1962.11)「自然保護のたて割り行政を反省せよ」(科学ペン)『科学朝日』22(11): 32-33.
吉良竜夫(1963.04)「原生林保護の必要とその生態学的意義」『日本生態学会誌』13(2): 67-73.
宮脇昭(1963)「自然の保護と利用」沼田真・内田俊郎編『生態学体系6下 応用生態学 下』古今書院.

川那部浩哉(1965.05)「生態学の立場」『科学』35(5).
門司正三(1966.11)「IBP(国際生物学事業計画)」『化学と生物』4(11).
門司正三(1967.07)「国際生物学事業計画とは」『科学朝日』27(7): 38.
吉良竜夫(1967.07)「陸上の生物生産」『科学朝日』27(7): 39-44.
宝月欣二(1967.07)「海洋の生産力」『科学朝日』27(7): 45-49.
吉良竜夫(1967.08)「部分と全体—生命現象にみらえる機能的統合のレベル」(生命をみつめる)『科学朝日』27(8): 111-118.
吉良竜夫(1972.05)「日本文化の自然環境—生態学的位置づけ」(特集・文化の連続と非連続—世界と日本)『Energy』15.(吉良1972.05)
吉良龍夫(1968.03)「生物循環のなかの人間」(特集・死の行進としての自然破壊)『朝日ジャーナル』10(12): 104-108.
四手井綱英(1968.03)「ヨーロッパの自然をみて—日本の林学がおかした誤り」『科学朝日』28(3): 87-93.
沼田真・吉岡邦二・加藤陸奥雄(1968.05)「自然保護の生態学的諸問題—IBP-CTの活動と関連して」『生物科学』20(1): 34-42.
宮脇昭(1968.11)「植物の我慢くらべ—生物は好きなところで生活できるか」(生命をみつめる)『科学朝日』28(11): 111-116.
川那部浩哉(1968.12)「公害問題に一生態学者として思う」『科学』38(12): 629.
伊藤嘉昭(1968.12)「“枯葉作戦”と生態学者—自然破壊へのエスカレートは許されない」『科学朝日』28(12): 50-53.
宮地伝三郎(1968.12)「動物の一役」『モンキー』12(6): 4.(宮地1973.01: 249-250.)
吉岡邦二(1968)「尾瀬の価値と自然保護」『東北の自然』13: 4-6.
沼田真(1968)「自然保護の本質」『自然保護』71(2).
宮地伝三郎(1969.01)「蚊の免罪」『モンキー』13(1): 4.(宮地1973.01: 250-252.)
吉良竜夫(1969.06)「生態系」久野収鶴見俊輔編『思想の科学事典』勁草書房: 56-57.
吉良竜夫・梅棹忠夫(1969.06)「環境」久野収鶴見俊輔編『思想の科学事典』勁草書房: 68.
吉岡邦二(1969.11)「天然記念物の緊急調査—植生図・主要動植物地図の作成」『月刊文化財』74: 17-22.
小泉清明ほか(1969.12)「けん濁物質量と水の清濁度との関係—実験的研究と諏訪湖への応用」(諏訪湖陸水学資料5)『陸水学雑誌』30(4).
辻井達一(1970.01)「森林と自然保護」『北方林業』22(1): 10-12.
吉良竜夫(1970.01.)「生物的自然への新しい挑戦—“みえる世界”を見直す—武器は空間・時間の縮小技術」(文化)『朝日新聞』1月16日夕刊: 7.
宮脇昭(1970.03)『植物と人間 生物社会のバランス』日本放送出版協会NHKブックス毎日出版文化賞受賞).
宮脇昭(1970.04)「環境破壊への挑戦3 死にゆく植物群は警告する 生態学的にみた生活基盤の荒廃」、『朝日ジャーナル』12(18): 45-??.
吉良竜夫(1970.07)「大気・植生系の炭酸ガス収支—いわゆる「炭酸ガス危機説」へのコメント」『化学と生物』8(7): 440-444.
宮脇昭(1970.07a)「自然保護の背景と現状—生態学の責任」『自然』25(7).
宮脇昭(1970.07b)「山岳道路の開発と自然保護」『林業技術』340: 8-13.
宮脇昭(1970.07c)「自然観の変革」 (特集・「人間と自然」の危機)『自由』12(7).
川那部浩哉(1970.07)「脚光あびる生態学のかげから—ある研究者の日記から」(環境破壊への挑戦15)『朝日ジャーナル』12(30): 31-35.
宮脇昭(1970.09)「自然破壊による人間の危機」(特集・日本資本主義と公害)『月刊社会党』163: 42-52.
吉良竜夫(1970.10)「危機の学としての生態学—環境問題へのアプローチ」『中央公論』85(10): 54-67.
今西錦司・上山春平・吉良竜夫(1970.10)「自然と人間に関する学問の課題」(座談会)『別冊潮』19: 62-73.
川那部浩哉(1970.10)「『人間的自然』を回復させうるか—俗流「公害論」への一批判」『別冊潮』19: 74-80.
宮脇昭(1970.10)「人工環境からの脱却」(特別企画・公害対策60氏の提言)『別冊潮』19: 86-87.
宮地伝三郎(1970.10)「PPMだけでは能がない」(特別企画・公害対策60氏の提言)『別冊潮』19: 89-90.
田端英雄(1970.10)「生態学者は“繁栄”恐れよ」(特別企画・公害対策60氏の提言)『別冊潮』19: 98.
四手井綱英(1970.10)「自然循環の中の森林開発」(特別企画・公害対策60氏の提言)『別冊潮』19: 98-99.
森主一(1970.10)「琵琶湖を守る住民運動」(特別企画・公害対策60氏の提言)『別冊潮』19: 100-101.
宮地伝三郎・宮脇昭(対談)(1970.10)「人間・この生物の一員」『展望』142: 48-61.
宮脇昭(1970.10)「環境破壊から創造へ—風土と生活空間」(生活空間特集—展望篇(再び生活空間へ))『不動産研究』12(4): 53-59.
沼田真(1970.11.01)「公害を考える 自然システムの破壊—環境保全にエコロジカルな観点を」『日本経済研究センター会報』139.
沼田真(1970.11)「自然保護の生態学」(特集化学と自然保護) 『化学の領域』24(11): 956-962.
宮脇昭・大谷幸夫(1970.11)「対談・自然=総体としての環境の論理」(特集・環境科学への課題1)『Space Design』73: 34-48.
小原秀雄(1970.12)「人間とは何か—現代人間学の問題」(特集・環境科学への課題2)『Space Design』74: 14-24.
小泉清明(1970.12)「行楽地の湖水・白樺湖の水質と生物群集1 水質と底質」『陸水学雑誌』31(4).
宮地伝三郎(1970.12)「人間生態系と地球管理」『週刊朝日ゼミナール』29: 19-33.
吉良竜夫・中岡哲郎(1971.01)「植物生態学と公害・環境破壊」(特集・生態学と社会科学の対話)『現代の理論』8(1): 43〜61.
宮脇昭(1971.01)「生態学の立場から」(特集・開発と保護)(開発と保護をどのように考えるか)『土木学会誌』56(1).
小原秀雄・鎮目泰夫(1971.01)「対談・なぜ人間の科学か」(特集・環境科学への課題3)『Space Design』75: 31-42.
柴田義松・小原秀雄(1971.01)「対談・判断と体験の構造」(特集・環境科学への課題4)『Space Design』76: 35-44.
伊藤嘉昭・桐谷圭治(1971.01)『動物の数は何できまるか』日本放送出版協会NHKブックス).
沼田真(1971.02)「地域開発と生態学 (地域開発と生態学(特集))『地域開発』77.
宮脇昭(1971.03)「現代農業における生態学の課題と役割り(講演から)」『aff農林省広報』2(3): 12-15.
沼田真(1971.04)「ヨーロッパ自然保護年にちなんで 紀行と感想(談話室)」『生物科学』22(2).
川那部浩哉小原秀雄(1971.04)「何が〈自然の学〉か—〈生態学〉的自然像を問う」(特集・環境科学への課題6)『Space Design』79: 39-52.
藤岡喜愛・小原秀雄(1971.05)「対談・どの理性か—進化するものとしての精神とわれわれの文明」(特集・環境科学への課題7)『Space Design』80: 39-50.
宮地伝三郎ほか(1971.05)「枯葉剤に関する生態学者の見解〔農林大臣への要望書〕」『日本の科学者』6(5).
吉良竜夫(1971.05)『生態学からみた自然』河出書房新社.
沼田真(1971.05)「自然環境の破壊と保全生態学の立場から」『日本生理学雑誌』33(5).
宮脇昭(1971.05)「文明と自然破壊(講演)」『協同組合経営研究月報』212: 55-76.
大谷幸夫・小原秀雄(1971.06)「都市は必然か—現代都市文明の不自然度」(特集・環境科学への課題8)『Space Design』81: 43-58.
只木良也(1971.06)『生態学への招待2 森の生態』共立出版.
宮脇昭(1971.07)「自然破壊の本質—とくに人間活動による植生の変化」(特集・自然破壊と人間)『市民.』3: 24-32.
川那部浩哉(1971.07)「12証言(3)」『法律時報』(臨時増刊)43(9): 267-274.
宮脇昭(1971.07)「農薬文明の落す暗影—「生物社会」共存の原則に立返ろう」(特集・”農薬ニッポン”の功罪)『科学朝日』31(7): 65-68.
小泉清明(1971.08)「行楽地の湖水・白樺湖の水質と生物群集2 生物群集」『陸水学雑誌』32(1).
宮脇昭(1971.10.)「滅亡の道を歩む人類—自然保護にあらゆる人の連帯を」『科学朝日』31(10): 39-42.
宮脇昭・関口隆(1971.10.)「エコロジーとシステム—特に植生について」(解説)『計測と制御』10(10): 721-730.
宮脇昭(1971.11)「”緑の多層社会”を形成せよ—人類の死滅を救うもの」『朝日ジャーナル』13(43): 55-59.
四手井綱英(1971.11)「林業、自然保護、緑化」(会員の広場)『林業技術』356.
宮脇昭(1971.12)「環境破壊の診断と処方」(特集・地域開発と環境問題8〔夏期セミナー講演要旨〕)『地域開発』87.
伊藤嘉昭(1971.12)「ベトナム枯葉作戦の真相」『科学朝日』31(12): 107-109.
門司正三(1971.12.25)「緑と人間(1) 生態系のなかの」『人間と環境』(東京大学公開講座14)東京大学出版会: 131-171.
井本立也・吉良竜夫(1971)「地球上逃げるところなし」、『ヒトは救われるか 未来社会考』ぺりかん社.
只木良也(1971)『森の生態』(生態学への招待2)共立出版.
沼田真(1971)「生態学診断学—生物指標を中心として」『数理科学』9(12): 22-28.(沼田1983: 436-445.)
沼田真(1971)「生態学からみた環境の特性と環境破壊」『環境創造』1(3):1-5.
沼田真(1971)「環境汚染と植物」『国立公園』254: 16-20.
沼田真(1971)「森林の環境保全機能—とくに都市近郊林について」『森林組合』15: 10-13.
四手井綱英(1972.01)「自然保護と木材生産」(特集・林業生産と自然保護)『林業経済』25(1): 1-4.
菊池泰二(1972.02)「タンカー事故と環境破壊」『経済評論』21(2).
宮脇昭(1972.03a)『人類最後の日 自然の復讐』筑摩書房ちくま少年図書館).(1973年 第20回 産経児童出版文化賞受賞)
宮脇昭(1972.03b)「植生と環境についての国際シンポジウム」『学術月報』24(12).
吉良竜夫(1972.04)「エコロジー的にみた人間社会システムのあり方—エコロジーがわれわれに教えてくれるもの」『産業政策へのエコロジー的接近 産業エコロジーモデルの開発とその産業政策への適用』通産省産業エコロジー研究会: 8-13.
吉良竜夫(1972.05)「日本文化の自然環境—生態学的位置づけ」梅棹忠夫多田道太郎編『論集・日本文化1 日本文化の構造』講談社講談社現代新書).
四手井綱英(1972.07)「自然保護・森林・林業」『北方林業』24(7).
川那部浩哉(1972.08)「さかなの死にゆく日—これは「新全総」以前の問題である」『展望』164: 38-55.
内田俊郎(1972.09)『動物の人口論 過密・過疎の生態をみる』日本放送出版協会NHKブックス).
宝月欣二・吉良竜夫・岩城英夫(1972.09)『環境の科学』日本放送出版協会NHK市民大学叢書).
菊池泰二(1972.09)「石油による海洋汚染と生物」『生物科学』24(2): 94-101.
宮脇昭(1972.10)「失った自然は戻らない—間違いの少ない列島改造を」(「日本列島改造論」を裁く)『朝日ジャーナル』14(41): 107-110.
宝月欣二(1972.10a)「自然界における物質循環—生態学の立場から」『化学』27(10): 944-951.
宝月欣二(1972.10b)「東京湾の汚濁」『港湾』49(10): 67-70.
宮脇昭(1972.10)「植物社会の変貌」(特集・自然環境の変貌)『第四紀研究』11(3): 87-91.
小野勇一(1972.10)「生態系の破壊は防げるか」(特集・日本列島改造論の総合批判)『経済評論』21(10): 67-75.
川那部浩哉(1972.10)「公害と生態学�」宇井純編『公開自主講座「公害原論」第2学期2 現代科学と公害』勁草書房: 269-326.
吉良竜夫・小松左京(1972)「生物圏奇々怪々」小松左京『地球を考える1』新潮社.
吉良竜夫(1972)「生態学者の心配」河合武編『人類の行方』みすず書房. (初出は『毎日新聞』)
小泉清明(1972)『生態学への招待5 川と湖の生態』共立出版.
加藤陸奥雄(1972)『陸上生態系における動物群集の調査と自然保護の研究 昭和46年度研究報告』(JIBP/CT-Sセクション).
沼田真(1972)「都市生態系の特性に関する基礎研究」佐々学・山本正編『人間の生存と自然環境1』: 59-69.
佐々学・山本正編(1972)『人間の生存と自然環境1』東京大学出版会.
吉良龍夫(1973.01)「観光開発にのぞむ—生態学の立場から」(特集・地域社会と土木技術)『土木学会誌』58(1): 38-39.
宮地伝三郎(1973.01)『宮地伝三郎動物記2』筑摩書房.
辻井達一(1973.02)「生態学の立場から」(特集・公衆衛生学の総合科学的深化)『公衆衛生』37(2).
沼田真(1973.03)「開発の思想と環境問題」『経済評論』22(3).
宮脇昭(1973.03)「港湾の発達と緑の環境創造」(特集・自然環境と港湾)『港湾』50(3): 32-36.
沼田真(1973.04)『自然保護と生態学』(環境科学叢書)共立出版.
吉良竜夫(1973.04)『生態学の窓から』河出書房新社.
吉良竜夫(1973.05a)「環境保全と自然保護の論理 生態学の立場から (自然破壊の現状と環境保全の論理〔日本植物学会・日本動物学会合同シンポジウム〕)」『生物科学』25(1): 16-22.
吉良竜夫(1973.05b)「公害と文明—都市公害と自然」『岩波講座現代都市政策6 都市と公害・災害』岩波書店: 31-54.
沼田真(1973.07)「環境問題への科学的対応—第1回世界環境デーを迎えて」『季刊自然科学と博物館』40(2).
宮脇昭(1973.07)「学校環境の緑化」『文部時報』1154: 21-29.
吉良竜夫(1973.08)「人類と環境」今西錦司ほか編『文化と人類 ゼミナール』朝日新聞社.
加藤陸奥雄(1973.09)「宮城県金華山島の自然とその保護」『月刊文化財』120.
門司正三(1973.09)「MAB(人間と生物圏)事業計画」『学術月報』26(6).
吉岡邦二(1973.10)「栗駒国定公園区域の植生とその自然保護」、『東北学院大学東北文化研究所紀要』5: 176-168.
沼田真(1973.10)「12植物生態学のあゆみ」沼田編『新しい生物学史 現代生物学の展開と背景』地人書館: 157-168.
吉良竜夫(1973.12)「生態学からの一つの予測」三菱化成生命科学研究所編『シリーズ生命科学6 環境と生命の調和』平凡社: 28-40.
加藤陸奥雄(1973)「自然と人間のかかわりあい」環境庁長官官房総務課編『生命ある地球 環境週間記念講演集』帝国地方行政学会.
吉岡邦二ほか(1973)『尾瀬の保護と復元4』(福島県文化財調査報告書41)福島県教育委員会.
加藤陸奥雄(1974.03)「開発と生物環境」『建築雑誌』89(1077): 178.
只木良也・赤井竜男編(1974.05)『森 そのしくみとはたらき』(科学ブックス)共立出版.
吉良竜夫(1974.09)「生態学エコロジー」沼田真編著『環境科学の方法と体系』環境情報科学センター: 63-82.
沼田真(1974.09)「環境科学の方法と体系をさぐって」沼田真編著『環境科学の方法と体系』環境情報科学センター: 15-26.
沼田真(1974.09)「環境教育国際シンポジウム」『学術月報』27(6).
宮脇昭(1974.09)「緑の診断—国際植生学会日本大会を終えて」(特集・環境教育と環境問題の国際的な動き)『学術月報』27(6).
宮脇昭(1974.09)「外国の緑」(特集・みどり)(緑はどのようにして失われていったか)『土木学会誌』59(10): 12-14.
四手井綱英(1974.10.)「森林生態学からみた開発と環境保全」(特集・開発と環境保全)『公害研究』4(2): 2-11.
小泉清明(1974.12)「環境問題専門委員会の1974年度シンポジウムについて—環境の生物学的モニタリングの意義を中心に」『日本生態学会誌』24(4).
中野尊正・沼田真・半谷高久・安部喜也(1974)『生態学講座28 都市生態学共立出版.
門司正三(1975.03)「人間と生物圏事業計画調整理事会第3回会議」『学術月報』27(12).
四手井綱英(1975.04)「水源開発の下流への影響—長良川水源地帯を視察して」『公害研究』4(4).
菊池泰二(1975.04)「油濁の海洋生物におよぼす影響」(特集・水質油濁防止技術)『化学工学』39(4).
日本生態学会環境問題専門委員会編(1975.04)『環境と生物指標1』共立出版.
四手井綱英(1975.05)「「エコロジー」に不思議な縁」(特別企画・大学を去るにのぞんで)『農業と経済』41(5).
宮脇昭(1975.05)「立地診断と環境創造」『工業立地』14(5).
宮脇昭(1975.05)「報告—歴史・風土・文化と開発」・「自由討論」(新しい地域開発を求めて<シンポジウム>1)(第1セッション 歴史・風土・文化)『地域開発』128.
日本生態学会環境問題専門委員会編(1975.05)『環境と生物指標2』共立出版.
宮脇昭(1975.08)「驕れる人間への警告—証言を読んで」(特別企画・人間に未来はあるか再考)『潮』194: 156-161.
四手井綱英(1975.10)「四手井森林生態学の混迷について 【コメント】」『公害研究』5(2): 25-26.
川那部浩哉田中豊穂(1975.10)「長良川に関する生態学的予備考察—河口堰問題と関連させて」『公害研究』5(2): 1-14.
堀越増興・菊池泰二・船越真樹(1975.10)「海洋生物」(特集・海洋環境汚染に関連する調査研究の現状と問題点)(海洋環境汚染に関連する項目別調査研究の現状と問題点)『日本海洋学会誌』31.
小泉清明・金成誠一・堀江正治・伊藤猛夫(1975.10)「湖沼」(特集・海洋環境汚染に関連する調査研究の現状と問題点)(海洋環境汚染に関連する項目別調査研究の現状と問題点)『日本海洋学会誌』31.
吉良竜夫(1975.05)「森林生態系における有機物の生産と分解—特に地球影響について」佐々学・山本正編『人間生存と自然環境3』東京大学出版会.
村上興正(1975.09)『生態系の保護と管理2 動物』(生態学講座35-b)共立出版.
宝月欣二(1975)『生態学への招待6 海の生態』共立出版.
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吉良竜夫(1976.03)「自然における人間の地位」『自然』31(3): 26〜35.(吉良1976.10: 9-30.)